Session#18

「調理界の東大」




瓦工の敵として登場した金閣寺高校。
物語では料理の技術だけがクローズアップされましたが、
もちろん彼らも予選を勝ち抜いて甲子園にやってきた強豪なのです。



”花板”と書いて”キャプテン”と読み、”追廻し”と書いて”補欠”と読む。 試合開始には「プレイボール!」の替わりに「アーレ・キュイジーヌ!」と叫ぶ・・・。 この徹底した姿勢の裏には彼ら一流の哲学、「クッキング・ベースボール」が貫かれているのです。
「全ての道は食に通ず」の考えのもとに構築された野球技術。
それは以外に基本に忠実で試合を見た限りではその違いを見出す事は難しいでしょう。
しかし、一度たががはずれた時、異形の野球が産まれるのです。

みじん切り打法
「この世に調理できない物は無い」
そうです。彼らにとってボールを打つ事と、鯛をさばくことは 同じ事なのです。ボールを中華野菜に見たてた「みじん切り打法」は 内角へのボール気味の変化球に対して絶大な効果をあげます。
同じくボールをキャベツに見たてた「繊切り打法」はコンパクトに 右方向に流し、ヒットエンドランの成功率を飛躍的に上げるのです。

繊切り打法
金閣寺高校三千人の料理人の頂点に立つ男、花板・隅田川。 彼は普段は内野手として試合に出ますが、ピンチの時には マウンドにたつ事もあるといいます(未確認情報)
桂むきをヒントにした「桂むき投法」を操ると言われているのですが、 実際に見た人がいないので一体どんな投法なのか皆目見当がつきません。
それどころか、他にも「フランベ走塁法」、「アルデンテ・フォーメーション」 など、全く未知の野球技術があるらしいのです。
準決勝まで普通の野球をして秘密兵器を隠してきた金閣寺高校・・・。 あんな形で敗れてしまったのでもはやその姿を確かめるすべはありません。
ちなみに瓦工とは別のブロックですので、決勝まで当たる事はなかったのです。 彼らが決勝まで来れたか?
来年、あるいは春の甲子園でその真偽を確かめる事にしましょう・・・




☆今月のボツ☆

「太田、優勝球団に便乗してにわかファンになる」
去年の佐藤藍子みたいな感じで。

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