
その日、私は原稿を持って秋葉原から総武線に乗りました。
アキバで電子部品の醸し出す香りを堪能してやや注意力が散漫になっていたのかもしれません。 |
電車に乗り込むとバカそうなガキが車内でヨーヨーをやっていました。「こういうガキは窓から放り出して神田川の藻屑にしてあげるのが一番かしら」 などと考えていると、 |
「このガキャアアアア!うっとうしいんじゃ!!!!」一見してアルコールが入っていると分かるおじさんがキレました。 しかしちらちらと見える胸元には”絵”が描いてありました。 どうやらこのおじさんは体中に絵を描いている人のようでした。 ところがそのガキの母親らしき人物が現れ、 「うちの子になにすんのよッ!!!!!」 このおばさんも歳は40位に見えるのに何故か紫と赤に髪を染め、 どこかの部族のしきたりなのでしょうか、とても派手な化粧をしていました。 私は魔よけか何かかと勘違いしてしまいました。 ガキは大声で泣きわめき、おっさんとおばさんは一触即発でした。 そのとき私は… |


人として私がボツ…
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