瓦工での演劇の歴史は古く、演劇祭への入れ込みはそれは激しいものです。 毎年この時期になると全校生徒が「今年の優勝は誰なのか?」と噂話に花を咲かせるのです。 今年の優勝候補は太田率いる野球部が最右翼でした。理由は「太田さんだから」が圧倒的多数で、ぶっちぎりの優勝が予想されていました。校内のノミ行為の胴元も「今年のオッズは野球部が1.001倍。ダメさ、商売にならんよ・・・」とグチをこぼしていました。 が、野球部の出し物が「シンデレラ」であることが判明し事態は急変しました。「ファンタジー物はあたらない」このジンクスを破ったものはかつて誰一人としていなかったのです。(結果は本編の通りでしたが・・・)オッズも乱高下、ここに来て優勝候補に名乗りをあげたのがバスケット部。彼らの出し物こそが今までの瓦工の伝統的な演劇でした。 はたしてどういうものだったのでしょうか? |
生徒も生徒なら教師も教師、審査員の先生方は簡単に言うと半分ヤクザです。
(そうでないと瓦工ではやっていけない)オッサンヤクザの好みと言えば高倉健、昔の
極道映画をこよなく愛するろくでなしなのです。そこでバスケ部が「網走番外地」という戦略をとったのは至極自然ななりゆきかもしれません。 内容は皆無、ただ極道が見得を切り、暴れるだけの舞台でしたが最後に大仕掛けがありました。なんと観客全員がじつは部員及び雇われたエキストラで最後の大立ち回りは総勢300人にも及ぶ大乱闘だったのです。 これにはろくでなし教師どもは大喜び。バスケ部優勝も確実と見なされオッズは野球部30倍、バスケ部1.2倍まで激変したということです。 |
舞台裏演劇祭の殺陣の迫力は定評があります。全員必死の形相での立ち回り。なぜなら使われている小道具はすべて本物で、時には死傷者が出ます。 さて演劇祭の大トリは演劇部が勤めます。が、以前にも書いた通りさっぱり人気がありません。それもそのはず、他の運動部がこれほどまでの過激な出し物だからです。演技を したい者は演劇部に入るより運動部に入って演劇祭に出たほうが注目されるし内容も濃い。 自然と人材も入ってこない悪循環なのです。 しかも今年は野球部の後。客が誰一人残っていない会場でひっそりと「たけくらべ」が上演されたそうです・・・。 |
出店学園祭と言えば出店。焼きそばやたこ焼き、お好み焼きなどのジャンクフード店が 軒を並べます。瓦工祭といえども学園祭、ご多望にもれずこれらの店が並びます。 が、よく見るとところどころにあからさまに怪しい店がチラホラ・・・。 他の店がよくあるパイプテントなのに対して、その怪しい店は鉄製の壁があります。(右図参照) |
そこに一人の生徒が近づいてきました。小さな小窓に顔を寄せると「カシャ」と中から
何やら機械音がしました。身分の照会をしているのでしょうか?生徒はいそいそと中へ入り、キッチリ5分後に出てきました。 出てきた直後の生徒に話を聞いてみると・・・。 |
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CD−Rとカラープリンタ普及のおかげでインディーズ市場が凄いことになってますね。
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