”嘘あらすじ”

第29話・19ページ4コマ目から分岐

蒼く澄みわたった空に、野生の咆哮にも似た爆音が木霊する。
「ま、まさかあれは・・・。」
榎本の胸にかすかな希望がわきあがった。
「間違いない・・・。」
本多はあふれる涙を押さえきれずに呟いた。誰もが待っていたあの人が 帰ってきたのだ。希望は確信へと変わり、近づいてくる爆音源を凝視する。
「あの奇天烈なマシンは・・・。」
***

空から降ってきたのは恐怖の大魔王だった!ええ〜?!今更?!
完全に時期を外してひんしゅくをかう大魔王!甲子園の観客はブーイングの嵐!
「ひっこんどれ!」「てめえ、いままでよくも怖がらせてくれたな!」「五島勉呼んで来いや、ドアホ!」
あまりの口汚いヤジに逆ギレする大魔王!
「じゃあ、なにかよ?え?!来ない方が良かったのかよッ?!」
「来るなら1999年にこいっつーんだよ!バーカ!」
「ち、ちっくしょう、バカにしやがって・・・」
半泣きの大魔王がヤケクソで必殺技の滅殺波動砲を撃とうとしたその時、一人の天使が降臨する!
「あ、あなたは?!」

太田は戦いつづける。たとえ敵が大魔王であろうと、神であろうと、己の道を阻むものは 斬って、捨てる。
いまこの時、この瞬間にも、太田は宇宙のどこかで戦っているのかもしれない。
〜たのしい甲子園 (完)〜